自転車旅行で出会う素晴らしい景色を映像に残したいと思った際に、ドローンは非常に有用なテクノロジーです。というのも、空中から撮影することで人間の視野に近い視覚情報を提供するからです。
↑実際にドローンを用いて撮影した映像
自転車旅にドローンを導入する方法&気をつけることを、私たちのギリシャ自転車旅行の例とともに紹介したいと思います。
使用しているドローン
DJI Spark
価格 6万円前後
重さ 300g
DJIの中では最下位の機種ですが、重量≒坂道の辛さである自転車旅においては最善の選択でしょう。
ドローン撮影の流れ
いい景色に出会う
↓
停車・パニアからドローンを取り出す
↓
離陸
↓
撮影(私はドローン操縦、同行者を適切なダイレクションで画面に入れる、想像以上に難しい)
↓
着陸
ドローン操縦で気をつけること10選(具体例)
・法規制
・気象
・障害物
・目視する事
・GPSのホームポジションのセット
→もっとも重要である 地図で位置を確認しながら 方向を見失った場合やバッテリー残量が少ない場合に緊急帰還を使用する
・電波障害 ・磁気障害
→風や距離、障害物およびそのほかの電波源の影響で通信が途絶える可能性がある 通信は映像が先に切れるから、必ず目視する事 操縦できる範囲は広いから、たとえ目視できていても、それだけでは方向がわからなくなることは多々ある、特に日中明るい時はライトが見えない 計器の情報に基づいて、方向がわかることが大事
・スポーツモード
→ドローンの性能を最大限に引き出すためのもの、スピードが出るので急に泊まれなくなる、また安全装置が切られる ひらけたところでは、風に流されないために性能を引き出すのに必要 海で飛ばす際は、海から陸に向かって風が吹いていることを確認 高度によって風が逆になることがあるので注意
・プロペラガード
→周囲に人がいる場合や、障害物が多い場合はプロペラガードをしようした方が良い しかし風に流されやすくなるので、ひらけた野外では外した方が良い
・立体感覚
→当たり前だがドローンの正面が自分を向いている場合、操作と動作が逆になる、たまに間違える 操作画面を見ながら方向を確認する
・充電
→バッテリーは自然放電する、ちゃんと充電する。バッテリー1個あたりの飛行可能時間の目安は約15分、予備バッテリーを2つ使用。
これはドローンではなくカメ、サイズ感的には一緒…
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撮影技術研究「陸海空から旅を撮る」 | EAT PRAY CARP · 3月 24, 2019 at 10:47 am
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