自転車の故障について〜自転車をカスタムしすぎる人はもはや買った自転車気に入ってない説

僕の愛車cannondale Quick4が元気だった頃

テセウスの船という僕の好きなパラドックスがあります。

“テセウスがアテネの若者と共に(クレタ島から)帰還した船には30本の櫂があり、アテネの人々はこれをファレロンのデメトリウスの時代にも保存していた。このため、朽ちた木材は徐々に新たな木材に置き換えられていき、論理的な問題から哲学者らにとって恰好の議論の的となった。すなわち、ある者はその船はもはや同じものとは言えないとし、別の者はまだ同じものだと主張したのである。 
出典:Wikipedia ”

この問題では木材が朽ちていき交換されていますが、自転車のパーツも同様に消耗し交換を余儀なくされます。特に僕の場合、手入れが行き届いているとは言えない状態で通学など週に100km弱走行し、企画ではヘタクソな輪行を行っているためみるみるうちにパーツが痛んでいきます。ディレーラーがもげて、チェーンがねじれ、ホイールがゆがみ、スプロケの歯が欠け、ブレーキレバーは両方折れました。

ディレーラーがもげた!

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