撮影技術研究「陸海空から旅を撮る」

突然だが、我々が初めて作った動画は以下である

釣りをしている間、暇だったためにカメラを回したのがきっかけだ。一晩同じところにいただけで、4分の動画にしてしまうのは、我ながら若き感性おそるべしである。この動画で朝焼けのシーンがあるが、ここで使われているのがタイムラプスである。要は早送りだ。これを多く使った作品がRam on the Hillである。Lake Tekapoの世界一の星空のタイムラプスはあっかんである。

タイムラプス、もしくはインターバル撮影は、写真撮影モードで行う。撮影の露出、シャッタースピードなどの諸条件に加えて、何枚撮影するか、もしくは何秒置きに撮影するかを設定し、写真群をPC上で編集し映像化する。

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「トラックカフェの夫婦」現地人との交流(韓国自転車旅行編)

この記事の要旨2017年夏、韓国自転車旅行4日目、私は旅の終着地点であるソウルの目の前まで近づいていた。そこで出会ったのは移動式カフェ、通称「トラックカフェ」に乗ってコーヒーを提供する一組の夫婦だった。

ソウルの南150km、人の気配のない川のほとりで営業する珍妙なデザインのトラックカフェ。
自転車で店先をかすめる私を見つけるやいなや、マスターが何かを叫びながら大きくこちらへ手を振った。奥さんも恥ずかしそうにこちらへ微笑んでいる。
ソウルへと急ぐ足を止めるには十分すぎる理由だった。

ブレンドコーヒーを注文し、一通りの挨拶と私が大邱からソウルへと旅をしていること、日本の大学生である旨を伝えるとマスターは随分感心した様子で大きく頷いた。

こんどは私が彼の人生について尋ねてみた。

一瞬、少し困ったような表情を見せたが、コーヒーが出来上がるのを待つ間にぽつりぽつりと過去の話を始めた。
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嘘つきケンタ:「あと何キロ?」への正しい返答

この記事の要旨「あと何キロ?」と聞いたら負け

僕たちの旅は基本的に目的地までの残りの距離との戦いの記録です。
そんな中で心身ともに疲労がたまっていく中で真っ先に弱音を吐くのはコスゲと決まっています。

その時真っ先に口にするセリフが
「あと何キロ??」
この質問をすると途端に空気が悪くなります。

そんなたちに対抗するべく出現したのが嘘つきケンタ(※SASAKEN)です。
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「旅Tシャツのすすめ」クローゼットに潜む旅の匂い

旅Tシャツのすすめ

我々は “ヤバイTシャツ屋さん” なのかもしれない。

巷で“ヤバイTシャツ屋さん”というポップユニットが流行している。

その独特なグループ名に惹かれて曲を聴いてみると、まさに“元気いっぱい”と形容すべき曲を歌っていて、聞き入ってしまった。

そんな彼らのグループ名にある“ヤバイTシャツ屋”というワードを聞いて、

“Eat Pray Carpのことではないか!”

と思ったのでコラムを書くことにした。

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「社会人になったら海外自転車旅行は引退ですか??」就活か自転車旅行か、究極の選択

「社会人になったら海外自転車旅行は引退ですか??」

この記事の要旨就活解禁日に台湾自転車旅行に出発しても就職できるし、社会人になっても最終便でマレーシア自転車旅行に行ける。

社会人になったら遊べないから学生のうちに遊んどけ

自分が学生のころに、多くの先輩にいわれました

昨年、EPC初の社会人メンバーとなったKATOHです。普段は東京で刺身にたんぽぽを乗せる仕事をしています
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「海外でWi-fiルーターは誰が持つ??」自転車旅、快適な走行速度は人それぞれ

海外でWi-fiルーターは誰が持つ??

この記事の要旨大人数での自転車旅行では走行速度が違うため喧嘩になる

僕たちEatPrayCarpは全員得意な地形や巡行スピードがバラバラです。
登りのSASAKEN、下りのKOSUGE、街中のKATOH、国道のRIKUTOは平地の直線

といった具合でそれぞれの得意なエリアに入ると仲間をそっちのけで速度を上げ続けます。

誰も遅れずに5人で一緒に走っていることは実は珍しい

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自転車旅行者のためのドローン講座

自転車旅行で出会う素晴らしい景色を映像に残したいと思った際に、ドローンは非常に有用なテクノロジーです。というのも、空中から撮影することで人間の視野に近い視覚情報を提供するからです。


↑実際にドローンを用いて撮影した映像

自転車旅にドローンを導入する方法&気をつけることを、私たちのギリシャ自転車旅行の例とともに紹介したいと思います。

使用しているドローン

DJI Spark
価格 6万円前後
重さ 300g
DJIの中では最下位の機種ですが、重量≒坂道の辛さである自転車旅においては最善の選択でしょう。
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