現在話題沸騰中の新しいSNSのClubhouseについて、新たなコミュニケーションの可能性から世界を分断する懸念まで多様な意見とともに、各種メディアで話題沸騰中です。特に招待制であること、そして原則1人2名までしか招待できないという厳しい制約条件(初期状態)により、人々を狂乱に陥れています。この1人2名まで貴重な招待枠が誰も招待できないまま消費されてしまう問題が、現時点ではあります。特に海外で生活していた人に多いトラブルなので、共有いたします。

先に結論

とにかく、対処法だけ知りたいという方へ

電話帳への招待予定者の電話番号を、国番号付きで登録することで問題を回避できます。もしすでにこの問題によって招待枠を使い切ってしまった場合でも、まだ希望はあるのでそのまま記事を読み進めてください。

またこのアプリは連絡先(電話帳)との連携、情報取得を前提として設計されています。現在(2021年2月)時点ではClubhouseはiOSにしか対応しておりません。

Clubhouseの招待の仕組み

Clubhouseは声で複数人とリアルタイムに雑談できる音声SNSで、登録時に電話番号が必要です。音声SIM1枚につき1アカウントしか取得できない仕様になっており、容易に複数アカウントを作成することは出来ません。新しくClubhouseに参加するためには、既存のメンバーからの招待が必要になります。

アプリをインストールすると、電話番号の入力を求められます。招待をもらっていない人はユーザーIDを作成しwaitlist(順番待ちリスト)に登録するように促されます。waitlist登録すると、利用可能になったら通知するのでそれまで待つように指示されて特に何も出来なくなります。そのまま順番がくるのを待つか、誰かに招待してもらう必要があり、招待する人(既存のユーザー)に電話番号を共有します。

招待をする人は、招待される人(新規参加者)の電話番号(もちろんWaitlistに登録したものと同様のもの)を連絡先アプリに追加します。Clubhouseは連絡先に登録されている人しか招待することができない仕様なので、事前にClubhouseが連絡先情報へアクセスするのを許可しておく必要があります。アカウント初期設定時に許可を求められるのでそのタイミングで許可するか、設定画面から連絡先へのアクセスを許可することができます。その後Clubhouseアプリのinviteタブより連絡先に登録されている人の中から招待したい人を選択してinviteボタンを押すことで登録されている電話番号がアクティベートされ晴れて新規参加者はClubhouseを使用可能になります。その後SMSの通知をするように促されますが、これはあくまで通知が目的なのでSMSの送受信の有無はアカウントのステータスへの影響は特にないと思われます。

なお、現時点ではではいかなる場合においても招待の取り消しはできません

何が起きるか

海外生活や旅行の経験がある場合、iPhoneの設定で「地域」が日本以外の国に設定されていることは少なくないと思います。普段スマホを使用するにあたって地域の設定を意識することはあまりないので、異なる設定のまま忘れてしまっている人もいる少なくないと思われ、私もその一人でした。

「国番号」とは、「+81」が日本、「+44」がイギリスというように、その国ごとに割り当てられた番号のことです。日本にいる人(日本のキャリアを使用している人)どうしが、電話やSMSをやりとりするときに国番号を意識することは多くないと思います。例えば電話番号を聞かれた時も080~,090~のように国番号なしで答えることが一般的なのではないでしょうか。しかしClubhouseは米国のサービスなので、国番号付き電話番号でユーザーを管理しています。電話帳に電話番号を登録する際に国番号なしで電話番号を登録する際に、iPhoneの設定の「地域」に基づいて自動的に国番号を追加した番号がClubhouseに登録される仕様になっています。

結果的に招待される人の電話番号とは異なる番号の登録に招待枠が消費されてしまいます。招待の取り消しができないのでClubhouseの運営は招待する前に正しい番号かどうかをチェックする事を念押ししています。ところが、国番号がなくても双方が国内にいれば電話やSMSは正常にできるので、確認のためのTextメッセージは正常に送受信できるのに、Clubhouseには登録できない。という状況になりうるわけです。

対抗策

冒頭にも書きましたが、電話帳への招待予定者の電話番号を、国番号付きで登録することで問題を回避できます。

例えば「090-1234-5678」という番号であれば国番号付きだと「+8190-1234-5678」という形式になります。「+8190-1234-5678」の「+」は国際電話番号を意味する記号で、「81」は日本を表す国番号で、以降は先頭のゼロを取った携帯電話の電話番号「90-1234-5678」が続きます。

招待してもらう人は、招待してくれる人に電話番号を伝える時に国番号付きで伝えることを推奨します。特に相手がよく海外に行く人等のの場合は一声かけてあげましょう。招待する側は、今一度iPhoneの設定を見直し、地域の設定が国外になっていないか確認してください。意図せず国外になっている場合は設定を日本に戻すことが推奨されますが、特定の国を設定する理由がある場合は連絡先に登録した電話番号が国番号有りであることを確認してください。

もし招待枠を使い切ってしまったら

残念ながらこのトラブルにより招待枠を使い切ってしまった場合の直接の救済措置は有りません。とは言え、新規の参加者を招待する方針として次のような選択肢があります。

  1. 他のユーザーの招待枠から招待してもらう
  2. 招待通知機能を使用して順番待ちをスキップできることを目指す
  3. 招待枠が増えるのを待って招待する
  4. サポートに問い合わせる

他のユーザーに招待してもらう

特定のグループ内で一斉に始めたい場合など、とにかくいますぐ参加させたい場合は、誰か他の人に招待してもらいましょう。共通の知り合いで招待枠の余っているユーザーなどがいれば話が早いと思います。

招待通知機能を使用して順番待ちをスキップできることを目指す

招待枠が増えるのを待って招待する

サポートに問い合わせる

ユーザーガイドには、もし電話番号を間違って登録してしまい招待枠がなくなってしまった場合はサポートに問い合わせるようにと記載されています。

サポートの問い合わせ先はこちらです: support@joinclubhouse.com

なお、現在問い合わせは英語のみ受け付けているようなので、英語でやり取りする必要があり、また現在問い合わせが殺到しているようなので、急ぎの要件でも1-2日を要するとしています。また一次回答は、上記で記載したこと方法がある胸を紹介されるのみに留まるので、具体的なサポートを受けるためには少なくとも2-3回以上のやり取りが必要になるでしょう。諸条件によりますが、毎日一定以上アプリを使用していれば使用3日目には追加の招待枠が付与されるため、費用対効果は高くないかもしれないというのが、実際に問い合わせてみた感想です。

最後に、あなたは悪くない

もしかするとこの記事をお読みの方の中には、同様のトラブルによって友人から招待を懇願されていたのに招待できなくて失望させてしまったり、コミュニティのなかで排他的なやつと思われてしまったり、コミュニティのなかで順番に招待することを条件に招待して貰ったのに自分でリレーを途切れさせてしまったなど、多かれ少なかれ追い詰められている人もいるかもしれません。

しかし、これの根本的な原因はユーザビリティを検証しきれなかった開発の不備です。本来であれば国コードを追加する場合に確認メッセージを出すべきです。今回のケースでは、Cloubhouseアプリが設定に基づいて自動で国コードを追加したあとの電話番号をユーザーが最初に確認できるのは、確認SMSの送信前の確認時でした。これはCloubhouseのサーバー上で電話番号が登録されてしまっているため、すでに取り消し不能になっています。運営はユーザーに正体前の確認を要求していますが、独自のロジックで変更されてしまう電話番号について確認するすべが無いのは要求と矛盾しています。

EPCでは今後Clubhouseの活用方法を模索していきますのでよければ各メンバーのフォローをよろしくお願いします

  • KATOH @lemonade787
  • RIKUTO@tourcon
  • SASAKEN@suwabr
  • TAKAMASA@matista
  • KOSUGE@gohanmgmg


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