こんにちはライターのSASAKENです。
今回の記事は、長距離自転車旅行をする方々に向けた記事です。
「次の春休み卒業旅行で自転車日本縦断をするぞ!」という方などにぜひ読んでいただきたいです。

箱根駅伝のルートを自転車で走りました。
あれは至福のひと時だった。

Contents

EAT PRAY CARP初めての長期旅行は大荒れだった…

 私たち、EAT PRAY CARPは2014年春休みに高校の卒業旅行として、茨城県の大洗から愛知県名古屋市まで自転車旅に行ってきました。
 旅行のタイトルは“Over The Fossa”東日本と西日本を分断する、フォッサマグナを超えるという、なんとも若さ溢れる力強いタイトルです。
 フェリーで北海道苫小牧港から茨城県大洗港に降り立ち、息勇んで自転車をこぎ始めた我々に襲い掛かったのは、自転車旅行特有の数々のトラブルでした…..。
 走り始めて30㎞地点でハブがぶち壊れたり、全然一日の距離が延びなかったり、宿代をケチった結果、全くねられなかったり、仲間割れだったりと。
 結局、トラブルでチームは2つに分かれ、片方のチームは予定通りのフェリーに間に合わず、2日遅れで帰ってくることになりました。
 今となっては、良い思い出ですが、今思えば、かなりすごい旅だったと思います…。当時の教訓を新たな旅人たちに伝えるべく、5年越しにあの旅の反省をしようと思います。
 恥ずかしいですが、以下にその模様を載せています。
 若い我々が頑張っておりますので温かい目で見ていただけると幸いです…。

計画は謙虚に

 当時の我々は18歳、己の肉体に対する自信が強い時期でした。しかし、その自信はほんの30㎞も走らないうちに過信であったと分かりました。 
 思ったよりも多いアップダウン、向かい風、横を威嚇するように走りぬけていくトラック、そしてメカトラブル…自分たちが予測できていなかった因子が絡み合い、計画はどんどん歪んでいきました…。

私は声を大にして伝えたい、
 

計画は謙虚に!

  本当にこれに尽きると思います。特に自転車旅行では。若ければ若いほどこのことを忘れないでもらいたいし、当時の自分に言って聞かせてやりたいです。

6区-7区、小田原中継所にて

輪行で旅を常に強制終了できるようにしておくと安心。

 船での遠征でもし変更ができないチケットだった場合、メカトラブルや計画の遅れなどが出てしまった場合、詰んでしまいます。
 学生の貧乏旅行ではこれが結構怖いです。この帰りの船などに乗り遅れるリスクを回避する手段として、

計画にゆとりを持たせる
輪行の準備をしておく

この二つが有用な手段と考えます。
私がおすすめするのは2つ目。「輪行」です。
 輪行が手段の一つにあると、もしメカトラブルやケガで旅を中止せざるを得ない時に旅を強制終了することができるので安心です。
 また、輪行の準備ができたら、練習しておくことは必須です!
 道具があっても自転車が入らなければそこで試合終了です。
 意外と飛行機や電車の時間に追われながら輪行をすると、うまく入らなかったりして、かなり焦ってしまいます。
 

 私は、なんやかんやあって、壊れた部品を扱っている自転車屋がある東京まで輪行をしました。
 これができなかったら本当にヒッチハイクする以外になかったかもしれません。ありがとう輪行。

当時は輪行という概念すら知らなかった

荷物は最小限に

 当然のことですが、荷物を最小限にするのは旅を楽しむのに重要なことであると思います

 当時の我々は、必要そうだったら全部持っていこうという考えの下、荷造りをしていました。
 その結果、使わないテントや、寝袋、銀マットや釣り具を自転車の斤量を増やすために積んでいました。
 実際、その時は使うと思っていたし、無駄なものは一切省いたつもりでした。
 しかし、旅先では思ったよりも使うものは少ないものです。国内では服も乾燥機付きのコインランドリーで洗えますし、最悪買うこともできるし、我慢することもできます。
 一度パッキングした荷物をもう一度見てみてください!
 国内ならば無駄なものが多いはずです。
 そのパンツ本当に履きますか…?

初めての自転車旅行ではこれだけの荷物を引きずって歩いていた…

結語

 いかがだったでしょうか。
 自転車旅行は大体、思い通りにいかないことが1つは生じます。
 そして、「もう二度といかねぇ!!」という気持ちになることもしばしば。
 しかし、そのトラブルが私たちをまた自転車旅行に行かせてしまう、麻薬のような魅力なのかもしれません。
 最低限の準備・計画は確実に済ませて、皆様もよい自転車旅行を。


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